春の訪れを祝う!ひな祭りと3月生まれの方の特別な1日

ひな祭り会

グループホーム さくらいふ六軒屋では、3月3日、ご利用者の皆様とともに桃の節句を迎えました。

古くから邪気を払い、子どもの健やかな成長を願う日本の風習。

「こんなに立派なお雛様、何年ぶりかしら」「昔の記憶が蘇るわ」

カメラを向けると自然と背筋が伸び、子供の頃に戻ったかのような華やかな表情を見せるご利用者の皆様。

壁面を彩る梅の花は、ご利用者様とスタッフの共同作品。
細やかな手仕事に宿る温もりが感じられます。
梅の木にとまっているウグイスは、技術的な挑戦が叶わず、イラストを切り抜いての参加となりましたが、それもまた風情ある演出となりました。

残念ながら写真にはありませんが、お祝いの席にはちらし寿司を召し上がっていただきました。
「おいしいね」と箸を進める皆様の横顔に、曇り空の下でも感じられる春の訪れが宿りました。

 

お誕生日会

3月16日、また一つ節目を迎えた三名の方々をお祝いする特別な会が開かれました。

主役は左から渡辺直子様、丹羽をわ子様、藤村桂子様。
それぞれの人生に敬意を表し、名前を刻んだ特製チョコレートプレートを乗せた真っ赤な苺のケーキが華やかさを演出します。

「お誕生日おめでとうございます」という声に、少し照れくさそうされる場面もありましたが、確かな誇りを湛えた表情で応える三名の方々。人生の重みと価値を静かに噛みしめる瞬間です。
添えられた紅茶は、健康への配慮から砂糖控えめ。
甘さを抑えた分、会話と笑いの甘美さが場を満たしていくように感じられました。

移ろいやすい季節の変わり目、さくらいふ六軒屋では日々の小さな変化にも細心の注意を払いながら、入居者の皆様の穏やかな日々を見守っています。
春の優しい陽射しが窓から差し込む居間では、昨日よりも少し長くなった太陽の下で、静かな会話や日向ぼっこを楽しむ姿があります。
庭に目をやれば冬の凛とした空気から解き放たれ、少しずつ命の息吹を感じます。
これからも「グループホーム さくらいふ六軒屋」では、四季折々の彩りとともに、皆様の人生に寄り添い続けてまいります。

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